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社名
株式会社リスク解析研究所(略称:リスカル)
本社機構
神奈川県
連絡先
設立
2006年5月
代表者
丸山若重(Maruyama Wakae) → スタッフ
設 立 趣 意

 現代社会は様々な産業活動によって支えられており,その途上で数多くの化学物質が生産・消費されおり,その結果,私たちの生活の安全と快適さが保たれています。 
 
しかし一方で,環境中に放出された化学物質が,まわり回って人や野生生物に何らかの害を及ぼす可能性も否定できません。

 このように「薬が同時に毒にもなる」状態は,なにも化学物質に限ったことではありません。 
 BSE問題で議論される食品汚染,SARSなどで問題視される感染症の危機管理,アスベスト問題で発生した事故後の補償問題など,私たちを取り巻く問題は非常に複雑で,一つの原因を単純に除外したり,誰かを一方的に非難すれば解決するレベルでは到底ありません。

 安全・安定な社会を作るため,いま最初に必要とされるのは,数々の不安要因が,我々の生活にどの程度の影響を与えうるか,という正確かつ具体的な情報です。 

 社会のしくみをどう作るかは私たち一人一人の選択にかかっていますが,一方で現代は複雑な判断を強いられる社会であることを認識しなければなりません。 
 私たちは,利便性とある程度の不便とをはかりに掛けて,住み良い社会をどう作るか,近いうちに判断を迫られる事になるでしょう。

 しかし実は不安要因を定量的に判断することは非常に難しく,社会のシステムづくりに十分生かせるような方法はあまり整備されていません。 何が危険(定性的判断)かはわかっても,どのくらい危険か(定量的判断)かを分析できる機関は公的にも民間にも不足しています。

 不安要因の定量的な解析。 これを「リスク評価」と呼びます。
 リスク評価に対する潜在的な社会の要請に応えるべく,「株式会社リスク解析研究所」(略称:リスカル)が設立されました。 
 リスカルは,主に環境中の汚染物質が及ぼす健康リスクを定量的に解析することを目的とする,初めての民間研究機関です。 
 科学的なデータと方法論とに基づいた現状のリスク分析を通じて,人々の安全な生活と,安定かつ効率的な社会の運営に寄与したいと考えます。

平成18年5月  

株式会社リスク解析研究所  
代表取締役 丸山 若重   

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