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用語解説 1
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リスク評価の専門用語の説明を載せています。
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別ページで説明。 「リスク」「リスク評価」「リスク管理」とは何か,特に人の健康に関する視点から説明します。 経営・金融リスクの説明ではありません。 | |||
リスク判定
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リスク評価の最終判定のことで(図参照),英語ではrisk characterizationと呼ぶことが多いようです。 2006年8月現在ではまだ「危険か否か」の白黒判定の意味で使われることが多いですが,本来リスクとは確率の概念を含んだ定量的なものなので,近い将来は具体的な数値が扱われるようになると考えられます。 | ||
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ハザード
Hazard |
日本語では「有害性」と訳されています。 定性的な有害性だけでなく,定量的な概念も含んで使われることも多く,例えば「リスク=ハザード×曝露量」と書かれていた場合,定性的な意味だけでなく,物質と毒性との量−作用関係も含めて使われていることになります。 別ページでもう少し詳しく説明します。 | ||
曝 露
Exposure |
読みは「ばくろ」。 体に有害物などを取り込むことを表す専門用語です。 同じように体への取り込みを表す「摂取」という言葉は,どちらかというと意図的・積極的な取り込みを意味し,一方「曝露」は非意図的・消極的な取り込みを意味するもので,環境から知らないうちに取り込んでいる状態を表すのに使います。 詳細は別ページで説明します。
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数理モデル
Mathematical model |
PBPKモデル,コンパートメント・モデル,フガシティ・モデルなど,環境科学に使う数理学的モデル(Mathematical model)について,概要を説明しています。 別ページで説明します。 | ||
BMD
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日本語ではベンチマークドーズ,英語ではBenchmark doseと表します。 ユニット・リスクと共に最近注目されてきている手法です。 別ページで詳細を説明します。 | ||
ユニット・リスク
Unit risk |
ある単位量の有害物質を取り込みあるいは曝露したときに発生する健康リスクの大きさを言います。 現在までに適切な和訳はなく,むりやり単位リスクと呼ぶ場合もありますが,多くの場合はそのままユニット・リスク(UR)と呼びます。 現状の汚染レベルが解っていて,そこから推定される健康リスクを計算する場合には,ユニットリスクを求めることが必要です。 | ||
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フガシティ
fugacity |
”運命モデル”で使われる,物質の仮想的な状態を表す特殊な概念です。環境中の化学物質の運命を推測するために考え出されました。 説明は別ページへ。 |
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運命モデル
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環境中の物質動態をシミュレートする,特殊な数理モデルです。 |
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